今日は、ファイザー株式会社のmRNAのワクチンを2回打った話をします。1回目は大したことなかったけど、2回目は副反応が出現し体が大変だったので、2回目摂取日から3日間の様子、あと妻も受けたので男女での差を書いていきたいと思います。それでは行きましょう。
このブログでは、私が勉強してきたことや考え方、この治療ってどうなのかなとみんなが疑問に持っている事など(また趣味の筋トレとかも・・・)をなるべくわかり易く伝えていきたいと考えています。ぜひ読んでいってください。
mRNAとは
mRNA(messenger Ribonucleic Acid:伝令RNA)のことです。mRNAは、DNA(deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸、nucleic:核 acid:酸)のアミノ酸を決める部分で、遺伝子の情報(塩基配列)を細胞核内で写し取った一本鎖RNAで、細胞核の外にあるリボソームに運ばれ、リボソーム上でタンパク質へと翻訳されています。mRNAはD-リボースを糖成分、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)の4種類のうち、いずれかを主な塩基成分とするRNAで、この塩基の配列で遺伝情報を写し取っています。何を言っているのかよくわかりませんね。この遺伝子の一部を人工合成し人に投与します。そして、人の体内でウイルスの部品を作らせ免疫を作ります。今までのワクチンは、毒性を弱めたウイルスやバラバラにしたウイルスの一部を人に投与していました。mRNAワクチンは自分の体で抗原を産生します。
参照:ファイザー新型コロナウイルスワクチン 医療従事者専用サイト
mRNAワクチンの副反応
厚生労働省に副反応( 治療薬による投与目的以外の作用は通常副作用とよぶが、ワクチンは生体の免疫反応を期待して接種するものであり、特に副反応という。)がどんなものがあるか。資料があったので記載します。2021年5月2日までに医療機関から3,823,386人の方が接種し副反応発症5,560名(男性927人女性4,626名)アナフィラキシー疑い805名【アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様ショック、アナフィラキシー反応、アナフィラキシー様反応】多分医療従事者がほとんどで、細かく症状を調書したと思われるので、症状もたくさんありすべて見たい方は(厚生労働省データ)←でクリックしてください。大まかでいい人は、図があったのでそれも参照しましょう。↓ファイザー社の添付資料って書いてあります。
厚生労働省にあった資料で医療者の100名以上の副反応(調べましたよ!!)は、悪心459名、下痢123名、嘔吐144名、ワクチン接種部位疼痛208名、悪寒514名、異常感232名、倦怠感1075名、発熱1741名、熱感100名、疼痛269名、関節痛461名、筋肉痛161名、咳嗽182名、呼吸困難172名、口腔咽頭不快感225名、動悸180名、感覚鈍麻151名、血管迷走神経反射(失神寸前)129名、頭痛1016名、浮動性めまい226名、そう痒症407名、紅斑紅斑330名、発疹277名、蕁麻疹296名、アナフィラキシー反応796名、100以下の症状もまだまだあります。個人差がありますし、1人の方が複数の症状をきたすこともあります。1人1症状ではありませんよ。年代別では、40代1,589名、30代1,302名、20代1,182名、60代281名、80代76名、70代58名、10代33名って記録になりました。でも、医療職40代が何人いてそのうちの何%かがよくわからないので一応に40代がが副反応が強く出るとは言い切れませんが、私と妻は40歳なので症状が出やすいのかな?では次は実体験です。
私と妻(医療職)の実体験
当院の接種方法は、ワクチンを接種した後15分間待機し何もなければ、職場に復帰していました。当日・翌日の症状を質問用紙に記載し提出することとなっています。副反応がどれくらい出るのかわからないが、カロナール(解熱鎮痛剤)を渡され服用を促されました。(4錠4~6時間明けて飲むようにと)カロナールの服用については、山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信の「ワクチン接種による発熱時の解熱鎮痛剤」でも有効性があると話されていて、ファイザー社やアメリカ疾病対策センター(CDC)は、NSAIDsを含む解熱鎮痛剤を使用して良いとしています。
妻(女性)の症状
では長々説明等を話ましたが、妻のほうが早く接種したので妻の接種後の症状から書きますね。1回目のワクチン接種後は、ワクチン接種部位の疼痛が少しあっただけ発熱等はありませんでした(カロナール1錠4~6時間を空けて4回服用)。
3週間後の2回目は、接種翌日の朝4時頃から接種部位の痛みや腰痛(接種部位方向に寝返りができない)出現。毎朝、朝食の支度を一緒にしているのですが、立っていることが辛そうで椅子に座ったり最終的にはソファで横になっていました。娘の弁当は妻が作りました。(私は朝ごはんの準備を・・・全部できなくてごめん….)前日もカロナールを飲んでいるのですが、朝食後もカロナールを飲み少しずつ体調がよくなってきたので、接種後2日目は休日なので、予定していた買い物に午前中一緒に行くことにしました。でも、だんだん倦怠感が出現し辛そうだったのですぐに帰ってきて、夕方までソファで横になっていました。熱は37.7℃まで上がり倦怠感と肩関節屈曲(上げる)90°までしか上がらず、接種部位の疼痛が続いていました。夜も21時ごろに早く寝ました。接種後3日目は少し上肢(肩関節屈曲)が上がらない程度で他症状は改善していました。仕事にも行きました。2日目と全然違って体は楽だと言ってました。
まとめ:発熱、倦怠感、腰痛、接種部位の疼痛・腫れ、肩関節関連症状(自動運動制限)、例えで強い生理中みたいな感じだったと言っています。
私(男性)の症状
私は、1回目のワクチン接種後は、ワクチン接種部位の疼痛が少しあっただけで発熱等はありませんでした(カロナール1錠4~6時間を空けて4回服用)。接種日の体重63.7㎏、体脂肪率14.7% 筋トレは休みました。接種後2日目は特に何にもなかったので、仕事もしましたし、夜のルーティン筋トレで腕立て60回はしました。2日目体重64.7㎏体脂肪率13.8%
3週間後の2回目は、接種後15分は何ともありませんでしたが、30分くらいで大胸筋の起始部あたりがピクピクと不随意収縮があり、徐々に左下顎部(あご)が腫れぼったく、痺れ様の異常感覚がありました。肩関節屈曲運動は制限はありませんでしたが、ちょっと痛いかなってくらい。17時と23時にカロナール服用しその日は就寝。体重63.4㎏、体脂肪率14.0%
接種2日目5時ごろ接種部位の疼痛で5時に起床、接種部位の腫れ、少し頭痛もありました。しかし発熱はなく、36.1°。私も2日目は仕事が休みだったので、家事(布団干し、室内の掃除、昼食づくり)子供のプールの送迎をしました。昼食後はさらに倦怠感と頭痛があったのでカロナール服用し、ソファで横になっていました。36.6°発熱なし。夕食後の入浴で浴槽内のお湯に入っている腹部から下は温かいのですが、お湯から上半身は悪寒があり、首までお湯につかりました。風邪を引いているときの入浴に似ていました。いつもより長く湯船につかり温めました。熱36.8°まだない。その日は21時にカロナール服用し就寝。体重63.6㎏、体脂肪率14.9%運動を休みました。残念!!
接種後3日目朝5時に起床しトイレに行くと下痢、意識がモウロウとしましたが、白湯を飲んで40分ぐらい横になり体調が回復。朝食をとり体温も36.3°!!もう一度トイレ少し硬い便になったので仕事に行きました。しかし、病院でもコロコロ便と時折襲うしぶり腹(便意はあるがオナラだけ)病院で3回トイレに行きました。倦怠感等はなかったですが、便が気になっていました。仕事後、妻と屋外散歩40分、セラバンドを使用しBack Exerciseを行いました。体重62.9㎏、体脂肪率14.0%脱水にならないように白湯など水分はたくさん摂るようにしました。
まとめ:下顎部の異常感覚、大胸筋不随収縮、接種部位疼痛・腫れ、倦怠感、頭痛、悪寒、下痢
全体のまとめ
2回目の接種後は、夫婦仲良く副反応が出ました。しかし、3~4日目からはほとんど症状はなく仕事ができていました。2回目のワクチン接種を受けた同僚は、ほとんど副反応が出ていました(熱、倦怠感、下痢、頭痛、嘔吐が主ですかね)全くでなかった人もいますが・・・。逆に抗体ができてないのでは、心配ですが。
私の見解ですが、2回目のワクチン接種後2~3日目は休暇を取ったほうが安心だと思います。また、解熱鎮痛剤をもらえる人はもたっておいたほうが安心です。私の職場は、全員にカロナール4回分(4錠)頂きました。熱が出る前からも飲んでいいと言われ、しっかり飲みました。2回目の接種後は副反応と相談しながら飲みました。
休みに関しての助成制度として県独自の新型コロナウイルスワクチン副反応休業助成金が出る県がある。6月からかな。(ヒント:長崎知事・グリーンゾーン認定)また、国では予防接種健康被害救済制度もあります。これからたくさんの医療従事者や高齢者に対しての報告があると思います。「コロナワクチン 副反応」と検索するといろいろとGoogle先生やYahoo先生が教えてくれます。現代の情報社会に感謝し、今日はこのくらいにしたいと思います。
また、読みに来てください。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント