PT臨床実習!!part3(総合実習2)

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 こんにちは(^^♪

アラフォー理学療法士(Pysical Therapist:以下PT)のシンディです。

このブログでは、私が勉強してきたことや考え方、この治療ってどうなのかなとみんなが疑問に持っている事など(また趣味の筋トレとかも・・・)をなるべくわかり易く伝えていきたいと考えています。ぜひ読んでいってください。

今日は、前回の続きで総合実習2期目の時の話です。

寝不足のまま2期目の総合実習を、6月から8月までの2か月間(8週)を行いました。1期目でレポートの書き方や症例の評価の方法を概ね解ってきており、症例数も3名であったので少し睡眠時間は確保されていました。ここでは、私の現在関わっている事の基礎ができたのではないかと思います。

今日は、事件はないですが、学んだことを2個話していきます。(^^♪

1.字をきれいに書く

???字をきれいに書くですかって思いますよね。私は昔から字が汚くて、習字も半年通ったけど1級も上がらずそのまま終了。(駄菓子屋が近くにあったのでそれを目当てで行っていました。)みたいな感じだったので、字はとても汚くてでも誰にも指摘はされてきませんでした。2期目の担当バイザーから早々にディリーノートの字が読めないと言われ、まずディリーノートの上に「字をきれいに書く」と書いてからディリーノートを書くようにと指導を受けました。この時初めて読み手に対して字を書いてなかったこと気づき、汚い字だけどゆっくり丁寧に書くことで読める字になりました。私達の職業は、患者様のことを考えて評価や治療を行っています。学生は、バイザーの時間を割いてフィードバックを受けています。その際に、読めない字を書くとは相手のことを全然気にしていなさすぎだと感じました。感謝の気持ちも足りないとも今では思います。就職してから診療録や退院時リハビリ指導の紙など手書きで書いていたので、この時に指導されたことは今でも気を付けています。(パソコンで書くことも多くなりましたが・・・)現在は、ちょっとはましになったかなと思います。

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2.呼吸!!

 鬼滅の刃ではないですが、私の始まりの呼吸(ヒノカミ神楽)です。私が担当した症例は、脳梗塞右片麻痺の患者様だったんですが、既往で肺結核があり右肺の上葉切除と肋骨の切除(胸郭形成術)された患者様でした。その時、初めて呼吸について考えました。動作をする際や運動をする際、呼吸はどうかを考え関わったことを覚えています。1つの疾患だけではなく、既往もとても大事だと感じました。今は、結核の治療で胸郭や肺を切除することはありませんが、以前はまだそういった患者様もいました。患者様や毎日付き添に来ていた奥さんは、とてもやさしい方で学生の私にも「ありがとう」「頑張っているね」と言ってくれていました。それに応えたかったのですが、どんなことをしなければならないのか、評価は?治療は?どうすればいいか解らずとても悩んだ思いがあります。悔しく情けなかった思いがあり、実習終了後学校に戻り卒業論文(症例から考える治療方法を作成しました。専門学校だったからかこれが卒業論文)があったのですが、そこでの題材にもしました。また、就職してからもうちの病院には呼吸器内科もないのに呼吸の勉強会には頻回に行きました。

現在、3学会合同呼吸認定士や認定理学療法士(呼吸)の資格を取るまでに至ったのこの時の経験があったからだと思います。

診断で脳血管疾患や脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折などの患者様を主に診ることが多いのですが、嚥下障害により誤嚥性肺炎となる方や既往でCOPD、間質性肺炎などを持っている方を多くおられます。マヒに対しての介入や骨折後の筋力低下・可動域制限に対しての介入だけではなく、呼吸に関連した評価、治療、知識(ワッサーマンの歯車とか)が今ではとても役に立っています。本当に患者様から学ばしてもらったと感じています。感謝です。

循環器専門医14巻(2006)1号参照

次回は、臨床実習指導者講習会について話そうと思います。今までのことは昔の話なので、実習生の方はビクビクしなくてもいいですよ。昔の実習とは今では全然違います。その話をしようと思います。

参考文献

循環器専門医14巻(2006)1号参照

今日も文献ありがとう、学生時代の関わってくれた患者様・ご家族・先生方本当にありがとうございます。日々成長していきます。

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